ドルトムントFWフュルクルクのウェストハム入りが決定的に 総額51億円超オファーでクラブ間合意か

ドルトムントのニクラス・フュルクルク photo/Getty Images

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ドイツ屈指のセンターフォワード

ボルシア・ドルトムント所属のドイツ代表FWニクラス・フュルクルクが、イングランドのウェストハムに移籍することが決定的となった。

ドイツ紙『Bild』によると、ドルトムントとウェストハムは、移籍金2700万ユーロ(約43億円)の他に来季のフュルクルクのパフォーマンスによって最大で500万ユーロ(約8億円)の追加ボーナスが支払われるという契約内容で合意し、あとはフュルクルク本人が契約書にサインするだけとなっているという。契約期間は少なくとも2027年6月末までで、年俸は追加ボーナスも含めて総額300万ユーロ(約5億円)になるとも同紙は伝えている。

当初ウェストハムは2500万ユーロ(約40億円)を移籍金として提示したが、ドルトムントはこのオファーを拒否。しかし、両者はその後移籍金の増額と追加ボーナスの付与という形で交渉成立に至ったようだ。
1993年生まれで現在31歳のフュルクルクは、188㎝の長身を活かしたポストプレイと高いシュート精度を誇る生粋のセンターフォワード。2022-23シーズンにブレーメンでブンデスリーガ得点王に輝き、翌シーズンからドルトムントに移籍。今夏のEURO2024にもドイツ代表の一員として参加して2ゴールを記録するなど、後半途中から試合の流れを変えられる切り札としてドイツの8強進出に貢献した。

しかし、ドルトムントは先月シュツットガルトからギニア代表FWセール・ギラシを獲得。昨シーズンのブンデスリーガで28ゴールを記録した点取り屋の加入でフュルクルクのチーム内での立ち位置も絶対的なものとは言えない状況となっていた。

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