レアル加入に向け大胆行動? スペイン代表DFラポルトはアル・ナスルに契約解除を求める

EUROで好パフォーマンスを見せたラポルト photo/Getty Images

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現実的には厳しいか

キリアン・ムバッペ、エンドリックといった選手らが加入したレアル・マドリード。今夏はこれ以上選手を獲得することを考えていないという報道もあるなか、唯一例外があるようだ。

それはセンターバック(CB)の獲得だ。レニー・ヨロの獲得を逃した後、CBを補強したいと考えているレアル。ここ数週間はアル・ナスルでプレイするスペイン代表DFアイメリック・ラポルトの名前が浮上していた。しかし、レアルはあくまでも低コストで獲得できることを重視しているという。

そんななか、サウジアラビア『 Al Yaum』によると、ラポルトは代理人を通じてアル・ナスルに契約解除を求めているという。ラポルトはアル・ナスルとの契約を残り2年残すが、レアルが自分と契約するにはフリーになる必要があると理解しているようだ。ラポルト自身はレアルへの移籍を実現させたいと考えているようで、大幅な給与削減も受け入れる姿勢だという。
ラポルトの主張を受けて、アル・ナスルのスポーツディレクターを務めるフェルナンド・イエロ氏とルイス・カストロ監督、アル・ムハイディブ会長で緊急会談が行われたようだ。しかしスペイン『as』がクラブ関係者に取材をしたところ、今後の動きはないと考えられているという。

アル・ナスルは金銭的な問題ではなくプライドの問題として捉えており、ラポルトとの契約解除は現実的には厳しいと考えられている。カルロ・アンチェロッティ監督はラポルト獲得が可能であればゴーサインを出しているようだが、今夏の獲得は厳しいかもしれない。

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