クラシコ勝利のバルサ 2ゴールのパウ・ビクトル「レヴァンドフスキから学びたい」

ゴールを祝うパウ・ビクトル photo/Getty Images

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自身のゴールでチームを勝利に導く

アメリカツアーを行なっているバルセロナは現地時間3日にレアル・マドリードとのエル・クラシコを制した。

雷雨によって1時間ほど中断もあったこの試合。試合は42分にDFアレックス・バジェのクロスに反応したFWレヴァンドフスキが左足で合わせると、詰めていたFWパウ・ビクトルが押し込みバルセロナが先制。その後54分にも、バジェの低いクロスから再びパウ・ビクトルが合わせて追加点。レアル・マドリードは82分にCKからMFニコ・パスがヘッドで決めて1点を返されるも、試合はそのまま終了。バルセロナが勝利を収めた。

この試合2ゴールの活躍のパウ・ビクトルは、試合後『SPORT』のインタビューで同じFWのレヴァンドフスキを賞賛。「とても複雑だけど、僕はいつもメッシを尊敬してきた。今、僕は幸運にもレヴァンドフスキと同じドレッシングルームにいる。レヴァンドフスキはユニークなストライカーで、僕はすべてのトレーニングで彼から学びたいんだ」と語った。
この試合で右ウイングでプレイしたパウ・ビクトル。自身のポジションについては「僕は3つの攻撃的なポジションでプレイできると思う。この3つのポジションでプレイするのはとても快適だけど、どれかひとつを選ぶとしたら、僕はトップ下を選ぶよ。でも、監督が僕を必要とするなら、どんなことでも対応できる。どこにいても全力を尽くせるように努力するよ」とどのポジションでも指揮官が求めるポジションであればこなすことに言及した。

パウ・ビクトルは2018年にジローナの下部組織に加わると、19-20シーズンの7月、リーガ2部のADアルコルコン戦に後半から出場しプロデビューを果たした。22−23シーズンにリーガ3部のサバデルへ1年間のローンで移籍すると、36試合で7ゴールを記録。翌シーズンには同じ3部のバルセロナ・アスレティック(バルセロナB)へレンタルで移籍し、リーグ戦35試合18ゴールの活躍。その活躍を踏まえ、今シーズンからバルセロナに完全移籍した。

宿敵相手に2ゴールという上々の結果を残したパウ・ビクトル。この結果から今季はトップチームへの昇格もあり得るだろう。再び現れたこのバルセロナの若い選手の成長が楽しみだ。


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