ファビオ・カルバーリョはスロット・レッズの秘密兵器に プレシーズンで結果出した21歳を売却すべきではないか

カゼミロをかわすF・カルバーリョ photo/Getty Images

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巧みな先制点を叩き出す

プレシーズンのアメリカツアーにおいて、リヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。3-0と快勝を収めた。

この試合で先制点を叩き出したのが21歳のMFファビオ・カルバーリョだ。10分、左サイドから狭いスペースにするすると侵入すると左足を一閃。ゴール右隅に低いシュートを突き刺し、快勝に貢献した。

プレシーズンの3試合に、いずれも左サイドで出場したカルバーリョ。2022年7月に獲得された彼は昨季前半はライプツィヒ、後半はハル・シティにローン移籍し、未だリヴァプールの主力となったわけではない。移籍も噂されているが、しかしプレシーズンでは着実に成果を残しており、英『Daily Mail』も「間違いなく残留を主張している」とパフォーマンスを評価した。
『BBC』によれば、リヴァプールはサウサンプトンから届いていた1500万ポンドのカルバーリョ獲得オファーを拒否したようだ。評価額に隔たりがあり、さらにアルネ・スロット監督は同選手の起用をプランに入れているという。

ルイス・ディアスやコーディ・ガクポとポジションを争うことを考えればスタメン起用は難しいようにも思えるが、プレシーズンマッチではしっかりとアピールに成功したカルバーリョ。流れを変えるジョーカーとなれる可能性があり、リヴァプールはそう簡単にこの21歳を売却すべきではないか。



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