コーチとしてマンUに戻ってきたファン・ニステルローイ 2人の名将から学んだこととは 「重要なのはフットボール選手ではなく、1人の人間とのつながり」

ファン・ニステルローイとファーガソン photo/Getty Images

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名門復活を目指す

今夏トップチームのコーチングスタッフとして古巣であるマンチェスター・ユナイテッドに復帰した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ。

ユナイテッドで公式戦219試合に出場し、150ゴール30アシストをマークした偉大なストライカーがコーチとしてユナイテッドに何をもたらすのか、大きな注目を集めている。20歳のFWジョー・ヒューギルは以前、ファン・ニステルローイのコーチとしての影響力を語っていたが、ファン・ニステルローイは2人の偉大な名将から学んだことを生かしたいと考えているようだ。

「サー・ボビー・ロブソンやサー・アレックス・ファーガソンとの仕事で得た最も重要なことは、個人との関係性だ。重要なのはフットボール選手ではなく、1人の人間とのつながりだ。そのつながりができれば、人々から最高のものを引き出すことができる。そしてそこから、彼らのキャリアを築く手助けができるようになる。私はその考えを決して忘れない」
「時には厳しく接し、時には彼らの気持ちに寄り添う必要がある。その両方が大切だが、最も重要なことは常に正直で真っ直ぐであることだ。ゲームについて、そして最高レベルで必要なことについて知識があるなら、それを共有しなければならない」

「コーチとしては、選手たちが目標を達成できるよう手助けするだけだ。若い選手たちが成長していく姿を見ると、本当に誇らしく感じる」(英『The Guardian』より)

イングランドが誇る名将ボビー・ロブソンとはPSV時代に1年間指導を受け、アレックス・ファーガソンからはユナイテッドで指導を受けたファン・ニステルローイ。名将たちから学んだことはファン・ニステルローイにとって大きかったようで、コーチになった今もその経験が生きているという。

名将たちから学んだことを今度は今のユナイテッドの選手たちに還元するファン・ニステルローイ。名門復活を目指すユナイテッドでコーチとしてどのような影響を与えるのか、注目だ。

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