オシムヘンはチェルシーで新たなディディエ・ドログバとなれるか 「ナポリで成し遂げたことを考えれば、チェルシーでも同じことができる」

チェルシー移籍が現実味を帯びてきたオシムヘン photo/Getty Images

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チェルシーが獲得のポールポジションか

ナポリFWヴィクター・オシムヘンは、チェルシー移籍に傾いているようだ。1億3000万ユーロともいわれる高額な契約解除条項がネックとなっているが、ナポリの新指揮官アントニオ・コンテはチェルシーで居場所を失ったFWロメル・ルカクをチームに迎え入れることを画策する一方、オシムヘンの放出を事実上容認。プレシーズンの試合にも起用していない。ルカクの移籍金を差し引いた金額であれば現実的な取引となるだろうとも見られている。

また、伊『Il Mattino』によれば、コンテはルカクが獲得の第一候補であることを非公式に明言したという。現状では同じくオシムヘンへの興味が報じられるパリ・サンジェルマンよりもチェルシーが優位に立っているとみられ、金額については新たな話し合いが始まっているとジャンルカ・ディ・マルツィオ氏などが報じていたが、落としどころが見つかれば移籍は成立しそうだ。

そんななか英『football.london』は、元チェルシーDFウィリアム・ギャラス氏の発言を引き合いに、オシムヘンが新たなディディエ・ドログバとなるかもしれないと報じている。ギャラス氏は『Genting Casino』で「ディディエ・ドログバと同じように、ヴィクター・オシムヘンはチェルシーを次のレベルに引き上げることができる。ナポリで成し遂げたこと、チームをタイトルに導いたことを考えれば、チェルシーでも同じことができるはずだ。チェルシーはストライカーを必要としているが、彼らがどうして手をこまねいているのか私にはわからない」と語った。現状のチェルシーには絶対的なストライカーと呼べる存在はおらず、オシムヘンの加入でセンターラインが固まれば一気に化ける可能性もある。
オシムヘンはドログバのごとくプレミアでもゴールを量産できるか、期待のストライカーの加入はもう間もなくかもしれない。

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