イタリアでの実績は十分! モラタはミランでも「リーダー」になれるのか

EUROを制覇したことでモラタへの期待はより高まったか photo/Getty Images

期待を口にしたロフタス・チーク

ACミランに所属する元イングランド代表MFルベン・ロフタス・チークが、新戦力のスペイン代表FWアルバロ・モラタについて語った。

現在31歳のモラタは、これまでレアル・マドリード、ユヴェントス、チェルシー、アトレティコ・マドリードで活躍。1つのクラブに長く身を置くことは少なかったが、所属したビッグクラブでは着実に結果を残してきた。

そんな中、モラタが今夏の移籍市場で新天地に選んだのがミランだ。過去に2度ユヴェントスでプレイしており、2度のリーグ制覇を経験しているほか、2014-15シーズンにはチームをCL決勝の舞台へ導いており、イタリアでの実績も十分。それだけに、3年ぶりとなるセリエAでの活躍に期待がかかる。昨季限りでチームを退団したFWオリヴィエ・ジルーの後釜として、期待を寄せているファンも多いのではないか。

そんなモラタについて語ったのが、チェルシー時代にも同僚でもあったロフタス・チーク。ミラン2年目を迎えるこのMFは、伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューで次のような期待を口にしていた。

「モラタはトッププレイヤーだ。彼はキャリアの中で多くの勝利を収めており、そういった選手の存在は我々にとって助けにならないわけがない。彼と一緒にプレイするのが待ちきれないよ。アルバロとジルーは多くの栄光を手にしており、経験があるという点でも似ているね」

「ロンドンで僕らが共有した時間は短かったが、彼がとても親切で勤勉な人であることはわかった。そんな人と一緒にいるんだから、トロフィーに手が届いても驚かないでしょう。また、彼はスペイン代表のキャプテンでもある。コミュニケーション能力やリーダーシップも発揮してくれるだろう。彼は僕らにとって素晴らしい選手になるだろうし、彼がここでプレイし、このチームのリーダーになるのが待ち遠しい」

今夏のEURO2024では、キャプテンとしてスペイン代表にトロフィーをもたらしてみせたモラタ。ミランでも「リーダー」になることができるのか。そして来たる新シーズンも、チームメイトやファンの期待の応えることができるのか。

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