バルセロナがアメリカでリーグ戦開催を計画か ラ・リーガと協力して実行を目指す

プレシーズンツアーをアメリカで行ったバルセロナ photo/Getty Images

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18−19シーズンに計画も反対の声が多く上がり中止に

FCバルセロナは25−26シーズンに、ラ・リーガと協力しアメリカ国内でリーグ戦の試合を行う可能性があるとスペインメディア『MUNDODEPORTIVO』が報じた。

事の発端は、ラ・リーガが2018年の9月11日に、18−19シーズンのリーグ第21節のバルセロナとジローナの試合をアメリカのマイアミのスタジアムで行うことを発表したこと。バルセロナ、ジローナ共に両クラブはこのアイディアを支持したが、RFEF(スペインサッカー連盟)とAFE(スペインプロサッカー協会)の反対により実現は不可能となった。

しかし、バルセロナとラ・リーガはこの計画を諦めておらず、ラ・リーガ会長のハビエル・テバスはその実現に向けてすでに準備をしていると公言し、2024−25シーズンよりも2025−26シーズンに行う可能性が高いと報道されている。2018-19シーズンに失敗した試みの後、今度こそ実現するために再びバルセロナ側と協力する計画のようだ。
今回その計画が実現できる可能性の大きな要因に、スペインサッカー連盟の会長が、当時はルイス・ルビアレスが就任していたが、昨年の女子ワールドカップ決勝後の表彰式で起きたスキャンダルにより辞任。変わって新たにペドロ・ロシャが経営委員会、並びに連盟の会長に就任したことが挙げられている。また、 当時はFIFAも反対し、各国のリーグ戦はそれぞれの連盟の領域内で行わなければならないという決議が出されていたが、 FIFAはこれらの規定のルールを改正する委員会を設置。それまではスペインサッカー連盟の責任だったが、今回の規則変更により、スペインサッカー連盟の責任でなくなる可能性が出てきたため、将来的に国外で試合を開催することが可能になるという。

仮に実行となれば、他クラブからの反対の意見が多く上がることも考えられる。またスペイン国内だけでなくプレミアなどの他リーグにも影響が出るかもしれない。果たしてこの計画はうまく実行できるのか。

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