アウェイの決勝を楽しむスペイン 今大会大活躍のフェルミン「僕らはどんなことも乗り越えられる」

今大会大活躍のフェルミン photo/Getty Images

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金メダルをかけ、決勝でホスト国フランスと対決

パリオリンピック男子サッカーは現地時間5日準決勝が行われ、スペインはモロッコと対戦し2−1で勝利した。

準々決勝で日本を倒したスペインは、アメリカを大差で打ち破ったモロッコと対戦。2022年のワールドカップ・カタール大会決勝トーナメント1回戦以来の対戦となったこの試合は、前半32分モロッコが PKを獲得し、これをオーバーエイジ枠のFWソフィアン・ラヒミが決めて先制する。しかし66分にMFフェルミン・ロペスがゴール右隅に叩き込みスペインが追いつく。その後85分、右サイドからの攻撃でフェルミンのラストパスをDFフアンル・サンチェスが決めて逆転。これが決勝点となり試合はスペインが勝利し決勝へ駒を進めた。

今大会4ゴールを記録のフェルミン。試合後にFIFAのインタビューにて、白熱した敵対的な雰囲気の中でプレイを楽しむことができたかと質問されると「最高だよ。プレッシャーは大好きなんだ。叫び声も大好きだ。モチベーションを高められると思うし、今日も見ての通りだ」と満面の笑みで語った。
この試合について振り返ると「すごく難しい試合ではあったけど、ひっくり返すことができた。僕らはファミリーだ。みんな一緒で、同じ目標を頭に描いて、それをピッチ上で示している。決勝へ進める資格はあった」とチームが一丸となって掴みとった勝利だとコメントした。

スペインは2大会連続での決勝進出となり、その決勝の相手はフランスとなった。完全アウェイの中で試合をすることについて「そういう状況も楽しめると思う。どんな状況であれ、僕らはどんなことも乗り越えられる。金メダルを手に入れたいと思っている」と前回成し遂げられなかった金メダル獲得へ意気込みを語った。

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