今夏大型補強のドルトムント 幹部はタイトル獲得に期待「優勝争いに加わるのではなく優勝したい」

ビジャレアル戦前のドルトムントの選手達 photo/Getty Images

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即戦力を相次いで獲得

伊藤洋輝やジョアン・パリーニャなどを獲得したバイエルン・ミュンヘンとともに、ドイツではボルシア・ドルトムントの積極的な戦力補強が今夏の話題となっている。

ドルトムントは今夏の移籍市場でシュツットガルトからセール・ギラシとヴァルデマール・アントン、さらにブライトンからはパスカル・グロスを獲得。香川真司(現セレッソ大阪)やアーリング・ハーランド(現マンチェスター・シティ)、ジュード・ベリンガム(現レアル・マドリード)といった将来性のある若手選手をまだ無名のうちに獲得して育て上げることを得意とするドルトムントだが、今夏は即戦力の補強に力を入れている。

ドルトムントでスポーツ部門のマネージングディレクターを務めているラース・リッケン氏も今夏の補強に手応えを感じているようだ。同氏はドイツ紙『Bild』の取材に応じ、「補強についてはとても満足している。全てのポジションで最上位にリストアップしていた選手を獲得することができた」と移籍市場での成果を強調するとともに、新シーズンへの期待を以下のように語っている。
「最終的にタイトルを一つは獲りたい。2シーズン前はブンデスリーガ、さらに昨季はチャンピオンズリーグで惜しいところまで行けたが、今は次の一歩を踏み出したいと思っている」

「理論上はブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグ、そしてクラブワールドカップという4つのタイトルが獲得可能だ。我々はそれらのタイトルの優勝争いに加わるのではなく、優勝したい。それが基本方針だ。優勝を約束することはできないが、その可能性を排除することも私にはできない」

新指揮官のヌリ・シャヒン監督が新戦力と現有戦力を上手く融合せることができれば、確かに今季のドルトムントは国内だけでなく国際舞台でも主役を担える存在になる可能性は十分にありそうだ。

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