またしてもサウジアラビアに大物加入へ ウェストハムDFズマのアル・アハリ移籍が決定的に

アル・アハリ行きが決定的となったズマ photo/Getty images

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23-24シーズンは主将としてチームを牽引

今夏の移籍市場でもサウジアラビアに大物が加入するようだ。

デイビッド・オーンスタイン氏によると、サウジアラビアのアル・アハリは今夏、ウェストハム・ユナイテッドDFクルト・ズマの獲得が決定的となったという。

サンテチェンヌの下部組織出身であるズマは2014年1月にチェルシーに完全移籍。加入後はサンテチェンヌやストーク・シティ、エバートンへのレンタル移籍を経験。チェルシーでは通算公式戦151試合に出場し10ゴール6アシストを記録するなど活躍していたが、2021年8月に現所属のウェストハムに完全移籍していた。ウェストハムではこれまでの3シーズンで公式戦103試合6ゴール1アシストを記録。直近の23-24シーズンはイングランド代表MFデクラン・ライスのアーセナル移籍を受けてキャプテンに就任。クラブの主将としてリーグ戦32試合に先発出場し、3ゴールを記録するなどチームを支えていた。
そんなズマだが、アル・アハリへの移籍が決定的に。同氏によると、ズマはウェストハムとの契約が1年残っているにもかかわらず、フリーでの移籍になるとのこと。ウェストハム側はズマが受け取る高額な給料の負担をなくすため、フリーでの売却を受け入れたようだ。

今後はメディカルチェックを通過した後に正式なサインをする予定。フランス代表招集歴もあるズマだが、29歳にしてヨーロッパの舞台を離れることとなりそうだ。

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