2シーズンで《リーグ戦63ゴール》の脅威 ハーランドからプレミア得点王のタイトルを奪える者はいるか

2シーズン連続でプレミア得点王に輝いているハーランド photo/Getty Images

ワトキンス、パルマー、サラーたちは喰らいつけるか

2022-23シーズンのプレミアリーグでは36ゴール、昨季は27ゴールを記録し、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドは2シーズン続けてプレミア得点王に輝いている。

今季もゴール量産が予想されるが、得点王争いでハーランドに対抗できる選手はいるだろうか。『ESPN』が開幕を前に得点王予想を展開しているが、ハーランドから得点王のタイトルを奪うにはいくつかの条件がある。

まず1つは、『PKキッカーを担当すること』だ。ハーランドの数字に近づくには、PKも使って数字を稼がなければ厳しい。今のプレミアで25ゴール以上奪おうと思えば、PKもなければ難しいだろう。

昨季はチェルシーでMFコール・パルマーが大ブレイクし、得点ランク2位となる22ゴールを奪った。パルマーはPKも得意にしている選手だが、さすがに今季も続けて20ゴール以上を奪うのは難しいか。パルマーはあくまで2列目の選手であり、センターフォワードのハーランドと得点王を争うのは簡単ではない。

その中で同メディアがハーランドの対抗馬に挙げたのは、昨季21ゴールを挙げたニューカッスルFWアレクサンデル・イサクだ。

意外なチョイスに思えるかもしれないが、得点力は高い。イサクの場合は怪我が課題で、一昨季も昨季も怪我で離脱していた期間がある。それでも昨季は30試合の出場で21ゴールと高い得点率を披露しており、シーズンを通してコンディションを維持できた場合はチャンスが出てくるか。同メディアはあくまでニューカッスルが昨季よりハイレベルなフットボールを展開できた場合のみと条件を付けているが、イサクにはそれだけのポテンシャルがある。

またハーランドと同じく、イサクは今夏のEURO2024に参戦していない。他の選手よりはきっちりと休みを取れたはずで、これも同メディアが期待をかける理由だ。

ハーランドの得点王3連覇が現実的ではあるが、誰か勢いを止められるのか。リヴァプールFWモハメド・サラー、トッテナムFWソン・フンミン、アストン・ヴィラFWオリー・ワトキンスといった選手も見逃せないが、果たして。

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