昨季はわずか108分の出場に 行き場をなくした元リヴァプールMFの今後は?

ギニア代表のOAとしてパリ五輪にも参加したケイタ photo/Getty Images

放出となってしまったナビ・ケイタ

ブレーメンは、MFナビ・ケイタを放出するため移籍リストに入れたようだ。英『Daily Mail』などが伝えている。

ケイタはザルツブルク、RBライプツィヒで存在感を見せると、2017年夏にプレミアリーグのリヴァプールへ移籍。スティーブン・ジェラードが着用していた「8」番を与えられるなど期待を集めた。しかし負傷がちで、しだいに出場機会を失っていくと、22-23シーズンいっぱいで契約満了とともにリヴァプールを退団する。

新天地として渡ったのはブンデスリーガのブレーメンだったが、ここでも出場機会を与えられず、わずか5試合、108分の出場にとどまる。4月のレヴァークーゼン戦にスタメン出場できないと知ったケイタはチームバスへの乗車を拒否し、その後クラブからシーズン終了までの出場停止を言い渡され、罰金も科せられていた。

今季、ブレーメンとの関係は改善せず、同クラブはケイタを移籍リストに。29歳のMFは放出ということになるようだ。

『Daily Mail』によれば、ブレーメンのサッカー部門のマネージングディレクターであるクレメント・フリッツ氏は「非常にオープンな話し合いの結果、これが現状ではもっとも賢明な方法だという共通の認識に達した」と語っている。

確かな技術とボールを持ったときの推進力に定評があるケイタだが、理想の新天地は見つかるのだろうか。

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