スカマッカの大ケガで急遽FWの補強を敢行 アタランタがジェノアからレテギを獲得

ボローニャやユヴェントスからも関心を集めていたレテギ photo/Getty Images

セリエA2年目で強豪クラブへ

アタランタがジェノアからFWマテオ・レテギの獲得を発表した。

『Football Italia』によると移籍金は2800万ユーロとされ、ジェノアがレテギを引き抜いたアルゼンチンのクラブであるアトレティコ・ティグレにその一部が入るとのこと。

レテギは、セリエAデビューとなった昨シーズン、リーグ戦とカップ戦合わせて9ゴールをマークし、ストライカーとしての実力を発揮した。母方の祖父がイタリア出身で、アルゼンチンとイタリアの二重国籍を有しており、シーズン中の活躍が認められてEURO2024ではイタリア代表として名を連ねた。

レテギとジェノアとは2028年まで契約が残っていたが、アタランタのFWジャンルカ・スカマッカが前十字靭帯断裂の重傷を負い、6カ月間の欠場が見込まれたため、急遽ストライカーを補強する形で今回の移籍が優先的事項となり実現。レテギとしては、思わぬ形でセリエAの強豪チームへキャリアをステップアップさせることになったが、新天地でもしっかりと力を見せたいところ。彼にとって次のシーズンは正念場の1年となりそうだ。

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