サウスゲイト辞任は思いとどまるべきだったとヴェンゲル氏「彼に言っておけばよかった。後悔している」

パリ五輪を観戦するヴェンゲル氏 photo/Getty Images

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素晴らしい仕事をしたと称賛

EURO2020に続き、EURO2024でも準優勝にとどまり、タイトル獲得はならなかったイングランド代表。ガレス・サウスゲイト前監督は、スペイン代表との決勝戦に敗れたのちに辞任を表明した。

元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏は、サウスゲイト氏が素晴らしい仕事をしたと考えている。英『Daily Mail』によれば、同氏は決勝戦を観戦し、試合後にサウスゲイト氏と短い会話を交わしたようだ。しかし、ヴェンゲル氏はもっと将来についてよく考えるようサウスゲイト氏に促しておけばよかったと考えているという。

「決勝戦の直後にサウスゲイト氏に会ったが、『急いで決断するな』と言うのを忘れていた。なぜなら、このような大きな決勝戦で負けると、48時間以内に辞任しなければと考えてしまうものだからだ」
「だから、それが私の唯一の後悔だ。しかしその後は、彼がやってきた仕事を継続できる有能な指揮官と契約しなければならない。このチームはあと1ヤードで優勝できる100メートル走者みたいなものだ。最後の1ヤードを勝ち取ってもらいたいね。経験豊富で、選手だちから信頼される人物がよいだろう」

「イングランド代表は優勝に非常に近い。彼らには実力があるので、次のワールドカップでは彼らを応援したいね。もうすぐだよ。全体的に見て、サウスゲイト監督は素晴らしい仕事をし、再び自信と実力のあるチームを築き上げたのは間違いない」

イングランド代表は9月のネーションズリーグに、U-21同国代表の指揮官リー・カースリーを暫定監督として起用する方針だという。

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