ポルトガル代表“驚異の41歳”ペペが引退を表明 「私の人生の支えになってくれた皆さんに感謝の抱擁を捧げたい」

EURO2024での戦いが最後となった photo/Getty Images

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ポルトやレアル・マドリードで活躍

ポルトガル代表DFぺぺが現役引退を発表した。

幼少期をブラジルで過ごしたぺぺは、18歳の時にポルトガルのCSマリティモと契約し、2002−03シーズンにトップデビューを果たすと、2004年夏にFCポルトへ移籍。ポルトでは3シーズンを過ごし、公式戦64試合に出場した。2007年の夏にレアル・マドリードへ移籍すると、退団を発表した16−17シーズンまでの10年間、3つのリーグタイトルに、3度のチャンピオンズリーグ制覇、4つの国内カップのタイトル獲得など、さまざまな偉業を成し遂げた。その後、トルコのベシクタシュへ移籍し2019年の1月に古巣のポルトへ帰還。昨シーズンの23年11月のチャンピオンズリーグのアントワープ戦では40歳254日でのゴールを挙げ、チャンピオンズリーグ史上最年長ゴールを記録した。

代表では2007年の夏にポルトガル国籍を取得すると、同年9月のポーランド戦、セルビア戦でポルトガル代表に初選出され、2008年のEUROのグループステージ初戦のトルコ戦では代表初ゴールを挙げた。その後は2016年の EURO、18-19シーズンのネーションズリーグでは優勝を成し遂げ、代表141キャップ、8ゴールを記録した。ぺぺは6月30日にポルトとの契約を満了。ポルトからの契約延長のオファーがあったものの、それを断り先日のEURO2024でのプレイを最後に自身の現役生活に幕を閉じた。
ぺぺは自身のYouTube にて動画を公開。「私がプレイしたすべてのクラブのスタッフ、私を日々成長させ、競争させてくれたチームメイトやコーチたち、プロサッカー選手になるという夢を追いかけることを許してくれた母、選手としてそれを支えてくれた家族や友人たち、家を離れても私を支えてくれた子供たち。間違いなくあなたたちは、私がサッカーを続けていくうえで必要な支えでした。本当にありがとう、みんなに感謝の抱擁を捧げます」と感謝の意を述べた。


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