ペドロ・ネトの電撃加入でスターリングにチェルシー退団の可能性急浮上 ユヴェントスが獲得狙う

チェルシー退団の可能性が浮上したスターリング photo/Getty images

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23-24シーズンは公式戦43試合で10ゴール

チェルシーはウォルバーハンプトンに所属するポルトガル代表FWペドロ・ネトの獲得が濃厚となっている。

ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ユヴェントスは今夏、チェルシーに所属するラヒーム・スターリングの獲得を狙っているという。同選手は現在、ペドロ・ネトのチェルシー加入で同クラブを去る可能性が急浮上しているようだ。

リバプールのU-18出身のスターリングは2012年7月にトップチーム昇格を果たすと、その後の2015年7月にマンチェスター・シティへ完全移籍。マンCでは4度のプレミアリーグ優勝をはじめ、多くのタイトル獲得に貢献しており、公式戦通算339試合の出場で131ゴールと圧巻の数字を記録していた。
しかしスターリングは2022年夏にチェルシーへの移籍を決断。加入1年目は怪我に悩まされたこともあり、公式戦38試合で9ゴール4アシストと当初の期待を裏切る形に。直近の23-24シーズンも序盤こそ結果を残していたが、終盤はパフォーマンスを落としており、結果的に公式戦43試合で10ゴール8アシストに終わっていた。

そんなスターリングの獲得を目指すのがユヴェントス。同氏によると、ユヴェントスは現在、スターリング獲得の実現可能性と条件についてチェルシーに問い合わせを行っているとのこと。一時はサウジアラビアやトルコ方面からオファーが届くなど今夏での退団が伝えられていたスターリングだが、本人は一貫してチェルシー残留を希望。しかし9日、チェルシーがウルブズからポルトガル代表FWペドロ・ネトの獲得が濃厚になったことで再び退団の可能性が浮上してきたため、ユヴェントスは獲得を目指すようだ。

両サイドでプレイできるネトの加入により、左サイドアタッカーが飽和状態となっているチェルシー。スターリングと同ポジションにはウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクも在籍しているが、年齢や高い給与を考慮すると前者が売却候補に挙がるのは妥当といえるだろう。

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