オモロディオン獲得が急遽破談となったチェルシー 代替として同じくアトレティコに所属するジョアン・フェリックスに接触か

チェルシーへの電撃復帰の可能性が浮上したフェリックス photo/Getty images

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現在はアトレティコに帰還

チェルシーはアトレティコ・マドリードに所属するサム・オモロディオンの獲得が急転直下で破談となったようだ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーとアトレティコ・マドリードは現在、イングランド代表MFコナー・ギャラガーの取引の一環としてポルトガル代表FWジョアン・フェリックスをチェルシーに移籍させることを検討してるという。

ベンフィカのU-19出身であるフェリックスは、2019年夏にアトレティコ・マドリードへ当時クラブ史上最高額の1億2000万ユーロで完全移籍を果たすも、移籍金に見合う活躍は見せられず。そこで22-23シーズン後半にはチェルシーへのレンタル移籍を決断し、同クラブでは公式戦20試合の出場で4ゴールを記録。その後の23-24シーズンはバルセロナへのレンタル移籍をすると、公式戦44試合の出場で10ゴール6アシストを記録するなど活躍。今夏の移籍市場で去就が注目されていたフェリックスはそのままバルセロナ残留を望んでいたが、実現には至らず、現在はアトレティコに帰還していた。
そんなフェリックスだが、ここにきてチェルシーへの電撃復帰の可能性が急浮上。既に同選手は自身の代理人であるジョルジュ・メンデス氏と共にロンドンに来ており、チェルシー移籍実現に向けて交渉を進めているとロマーノ氏は報道。また同氏によると、オモロディオン売却による資金捻出に失敗したアトレティコだが、現時点でギャラガーやマンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの加入が白紙になる可能性はないようだ。

チェルシー移籍となれば22-23シーズン以来の復帰となるフェリックス。同選手は本来チェルシーが獲得を目指している9番タイプのストライカーとはタイプが異なるが、果たして移籍は実現するのだろうか。今後の動向から目が離せない。

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