ブンデスリーガ2連覇へ レヴァークーゼン主将がチームの進化を実感「練習の強度はさらに高くなった」

DFBポカールの優勝トロフィーを掲げるフラデツキー photo/Getty Images

衰え知らずのハングリー精神

23日(現地時間)に行われるボルシアMG対レヴァークーゼン戦で開幕となる新シーズンのブンデスリーガは、近年稀に見る混戦が予想されている。

昨季無敗で初優勝を飾ったレヴァークーゼンではシャビ・アロンソ監督をはじめ主力選手の大半が残留し、昨季なみの戦力を維持している。一方、昨季レヴァークーゼンにリーグタイトルを奪われたバイエルン・ミュンヘンやUEFAチャンピオンズ準優勝のボルシア・ドルトムントは今夏の移籍市場で積極的な戦力補強を実施し、優勝を虎視眈々と狙っている。

こうした中、昨季レヴァークーゼンでゲームキャプテンを務めることも多かったGKルーカス・フラデツキーがドイツ紙『Bild』の取材に応じ、来季のブンデスリーガについて混戦になると予想しつつも、リーグタイトルの防衛に向けたチームの進化に手応えを感じていることも明かした。

「シーズンの終盤までオープンな展開の優勝争いが繰り広げられると僕は予想している。4,5チームが優勝争いに加わってくることになると思う」

「僕は、他の選手達がどういう感じで休暇から戻って来るのかに興味があったんだけど、昨季二冠を達成したことはチームの雰囲気にネガティブな影響を与えていないことをトレーニングの初日から確信した。状況はむしろ逆だった。僕らのハングリー精神は全く衰えていない。それには勿論監督の存在も影響していると思うけど、チーム全体のキャラクターも要因の一つだよ」

「練習の強度はさらに高くなった。全員がもっと上のレベルを目指していることが至る所で見て取れるんだ。監督も、僕らがよりバリエーション豊かに戦えるために新しい要素をチームに取り入れてくれた。全てのことが、『もっと勝ちたい!』という僕らの気持ちとなって表れている」

ブンデスリーガ開幕の1週間前にあたる17日に、レヴァークーゼンはシュツットガルトとのDFBスーパーカップに臨む。新シーズンを占ううえで非常に重要な一戦で、果たして昨季のドイツ王者はどのような戦いぶりを見せるのだろうか。

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