昨季17ゴールのトロサールは「現アーセナル最高のフィニッシャー」 左ウイング・マルティネッリが迎えた正念場

アーセナルでプレイするマルティネッリ photo/Getty Images

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左ウイングの気になる序列

2019年にアーセナルに加入してから5年。FWガブリエウ・マルティネッリは勝負の時を迎えている。

マルティネッリのメインポジションは左ウイングだが、そのポジションを巡る状況は変わってきている。大きいのはFWレアンドロ・トロサールの登場だ。

トロサールは左ウイング、センターフォワードなど複数の役割をこなすことができ、何より得点力が高い。昨季マルティネッリがシーズン全体で8ゴールに留まったのに対し、トロサールはチーム2位となる17ゴールを奪っている。それもマルティネッリが2640分間プレイしたのに対し、トロサールのプレイタイムは2263分。トロサールの出場時間そのものはマルティネッリよりも短かったのだが、得点数は倍の差がついている。
英『Evening Standard』もマルティネッリに関し、正念場だと伝えている。左ウイングの1番手になれる保証はなく、トロサールに勝つには数字を上げるしかないのだ。

「おそらくトロサールは現アーセナル最高のフィニッシャーだ。マルティネッリにとって、クラブでの6シーズン目は将来における決定的なシーズンになりそうだ」

同メディアはこのように伝えているが、マルティネッリは数字を上げられるのか。2022-23シーズンにはリーグ戦で15ゴールを挙げていたため、1つの目標はリーグ戦15ゴールとなるか。

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