リヴァプール行きが報じられていたスペイン代表MFスビメンディはレアル・ソシエダ残留へ クラブ愛が勝る形に

レアル・ソシエダ残留を決断したスビメンディ photo/Getty images

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EURO2024では優勝に貢献

リヴァプールは日本代表MF遠藤航と同じ6番タイプの選手獲得に手を焼いているようだ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リヴァプール行きが伝えられていたレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディは残留を決断したという。同選手は今夏、バイエルン・ミュンヘンやアーセナル、そしてリヴァプールからオファーが届いたがその全てを拒否。揺るぎないクラブ愛を証明して見せた。

下部組織時代からレアル・ソシエダ一筋であるスビメンディは2019年に20歳という若さでトップチームデビューを果たすと、その後はチームの中心的存在として公式戦通算188試合に出場。近年躍進を見せるレアル・ソシエダを牽引する存在になっていた。またスビメンディは2021年にはスペイン代表デビューも飾っており、EURO2024でも4試合に出場するなど優勝に貢献していた。
そんなスビメンディだが、今夏の移籍市場では注目銘柄となっており、バイエルンやアーセナルも獲得を狙う中、リヴァプールが契約解除金として6000万ユーロを支払い獲得に動くと報じられていた。しかし同選手はレアル・ソシエダ残留を決断し、クラブと新契約を結ぶことに。同氏によると、スビメンディがレアル・ソシエダから提示された新契約の条件はリヴァプールのオファーよりはるかに低いとのことだが、同選手は給与よりクラブ愛を選び、新契約にサインするようだ。

一時はリヴァプール行きも報じられていたスビメンディだが、ここにきて残留が決定的に。無条件の愛を貫く同選手はこのままレアル・ソシエダのレジェンドとしての道を歩み続けるのだろうか。

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