今年のJ1の優勝争いは予測不可能!? 5ポイント差の中に5チームが渦巻く大混戦で、残すは12試合

現在J1首位を走るのは町田 photo/Getty Images

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中断明け2試合が経過

今シーズンの明治安田J1リーグは激しい優勝争いを繰り広げている。現在26節まで終了したJ1だが、特に上位5チームは大混戦となっている。

現段階で優勝争いは上位5チームが濃厚だと予想されているが、首位から順にFC町田ゼルビア、鹿島アントラーズ、サンフレッチェ広島、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸となっている。注目なのが首位の町田と5位の神戸の勝ち点差が5のみとなっており、5ポイントの中に5チームが渦巻く大混戦になっている点だろう。

夏の中断明けから2試合が経過したが、上位5チームの中でも明暗が別れている。好調をキープし、2連勝で順位を上げたのが広島だ。中断前も合わせると現在4連勝中と再び勢いに乗っている。また鹿島、神戸は中断明け2連勝とはいかなかったが、1勝1敗と勝ち点3を獲得している点は大きい。
一方でここ2試合苦戦しているのが町田とガンバだ。町田は首位にいるものの、ここ2試合は1分1敗となっており、弱冠の失速具合が心配されている。またガンバは2分中と、負けてはいないものの点を取れていない試合が続いている状況となっている。

上位5チームの残る直接対決は27節の神戸対ガンバ、33節の広島対町田、最終節のガンバ対広島、鹿島対町田が残っている。また12試合を残すため他のチームが優勝争いに参加してくる可能性も十分に考えられ、今シーズンの優勝争いは最後の最後までもつれそうだ。

ここからシーズン終盤に向けては、夏に移籍した穴を埋めることや獲得した新戦力が変化をもたらすことも大事になってくる。さらには試合数が減っていく中で落とせないプレッシャーとも戦わなければならず、総力戦となる。

例年より多くのチームに優勝の可能性を残す今シーズンのJ1。終盤戦に差し掛かるが、栄冠を手にするのはどこのチームとなるのか。

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