ミルナーは“7歳年下”のブライトン新指揮官を称賛「デ・ゼルビとクロップのミックス」

今夏は来日し東京でもプレイしたミルナー photo/Getty Images

31歳の史上最年少監督だ

昨季までチームを率いたロベルト・デ・ゼルビの後任としてブライトンの新指揮官となったファビアン・ヒュルツェラー。31歳での監督就任はプレミア史上最年少となった。

ヒュルツェラーは昨季ザンクトパウリをブンデスリーガ1部へと昇格させ、手腕を買われてブライトンと3年契約に至った。そんな若き指揮官を、7歳年上のベテランMFジェイムズ・ミルナーは称賛している。『sky sport』にミルナーは語った。

「フラッシュバックが起こっている。ビルドアップ重視の前監督(デ・ゼルビ)のいいところと、そこにユルゲン・クロップの要素も少し加わっているようだ。特に守備に関しては、高い強度、カウンタープレス、切り替えの素早い反応に重点を置いている。監督は独自のスタンスと強度を打ち出していて、ボールを持っていてもいなくても前線でプレイすることを望んでいるんだ」

ミルナーは、デ・ゼルビ前監督が残したものに加え、リヴァプールで師事したクロップのエッセンスを同監督に感じているようだ。

「私たちが行ったいくつかのセッションと戦術的アイデアは馴染みのあるもので、それは素晴らしいことだ。私はクロップのスタイルにとても精通しているから、それがいくつかの守備パターンで選手たちを助けることになると思っている。私は慣れているからね。それを伝える手助けができる」

ミルナーはプレイするだけでなく、若き監督と選手たちのパイプ役にもなれるかもしれない。新監督のもとでブライトンがどこまで躍進できるか、開幕を楽しみに待ちたい。


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