中国指揮官が9月から始まるW杯3次予選に向けて意気込みを語る 「私は日本をとてもよく知っている」

中国を率いるイヴァンコビッチ photo/Getty Images

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前回の予選ではオマーン代表を率いる

中国代表を率いるブランコ・イヴァンコビッチが、AFCのインタビューに応じ、9月から始まるワールドカップ3次予選に向けてチームを準備していると述べた。

3次予選で日本と同組のグループCに入った中国代表。日本の他、オーストラリアやサウジアラビアといった強豪が揃い、2002年大会以来のワールドカップ出場を目指す中国代表にとっては非常に厳しいグループとなってしまった。このところの中国サッカーの衰退の影響もあって、中国のメディアやサッカーファンからは厳しい意見や、諦めるような意見が飛んでくる中、監督を務めるイヴァンコビッチがAFCのインタビューにて、「私たちは手を挙げてどんなゲームにも入るつもりはない。最初の1分から90分までどのチームとも戦いたいので、サプライズを作ろうとしている」と述べ、どんな相手にも全力で挑んでいくと言及した。

イヴァンコビッチは続けて「2次予選の韓国との最後の試合と同じように、この3次予選もグループの最後まで戦いたい。彼らは我々を簡単に倒せると思わなかった。これは私にとって最も重要なことで、この考え方のスタイルを確立し、勝利のメンタリティを確立させたいと思う。これはおそらく最も難しいことだが、私たちは自信を持って戦い抜いていきたい。誰もが中国に勝つために全力を尽くすべきだと思う」と発言。弱者として試合に挑むのではなく、自信を持って勝ち抜いていきたいと意気込んだ。
中国代表を率いる前はオマーン代表の監督を務めていたイヴァンコビッチ。前回のアジア最終予選では日本と同組となり、初戦の日本ホームの試合を2−1で勝利し大金星を挙げた。そんな日本と再び対戦することとなり「もちろん日本は私たちの伝統的な対戦相手だ。私はオマーンのコーチの時、彼らと当たり、彼らを打ち負かした。私は日本をとてもよく知っている」と再び勝利できることに自信があると述べた。

イヴァンコビッチは先日の親善試合で多くの若手選手を招集し、代表歴が長い選手と融合させてチームを若返らせること、ならびに予選を戦い抜いていくために、多くの帰化選手を召集することを検討している模様。日本の初戦はそう簡単な試合にはならないだろう。

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