「他のクラブからの具体的なオファーもあった」 マンUと新契約を結んだB・フェルナンデスが残留を決めたワケ

マンUの司令塔B・フェルナンデス photo/Getty Images

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今季も変わらぬ存在感

ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスはマンチェスター・ユナイテッドと1年の延長オプションが付いた2027年6月までの新契約に合意した。

2020年にスポルティングからユナイテッドに加入したブルーノ。プレミア屈指のチャンスメイカーであるブルーノは昨シーズンからキャプテンマークを巻いており、今のユナイテッドに欠かせない存在の1人だ。

そんなブルーノは今夏の去就が注目されていた。新共同オーナーとなったイネオス社のサー・ジム・ラトクリフ氏の下、今夏大改革を行うユナイテッドは当初、コビー・メイヌーなどの一部若手を除くほぼ全ての選手へのオファーに耳を傾ける準備があると報じられ、ブルーノもそのうちの1人として考えられていた。実際にこの報道後、多くのビッグクラブが同選手の獲得を目指しているという噂が浮上していた。
実際にブルーノは具体的なオファーを受け取っていたようだが、ユナイテッド残留を決断した理由を米『ESPN』にて語っている。

「クラブからのこの信頼の証は私にとってとても重要だった。他のクラブからアプローチがあったが、クラブ側は私が退団する可能性があることを認識していたし、他のクラブからの具体的なオファーもあった。しかし、クラブは私を必要としていること、変化の時期にあること、そして、これまでとは違ったやり方をしたいと思っていることを示してくれた」

他のクラブからもオファーがあったが、ユナイテッドが自分を必要だと示してくれたことが今回の契約延長の大きな理由になったと語ったブルーノ。新契約締結の際にはこれまでのユナイテッドでの特別な時間について振り返りながらも、「 ユナイテッドのシャツを着て最高の瞬間がまだこれから訪れると信じていなければ、この契約にサインしなかっただろう」と語っており、さらなるタイトル獲得に向けた意気込みを語った。

負けてはしまったが、コミュニティ・シールドでは圧巻の存在感を見せたブルーノ。今夏は積極補強を行い、新たなチーム作りにクラブは取り組んでいるが、ブルーノが司令塔であることは変わりない。ユナイテッドでさらなる高みを目指すキャプテンの今シーズンのプレイに注目だ。


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