「冨安健洋はアーセナルにおいてトーマス・パルティのような存在になりつつある」 度重なる怪我に悩まされる日本代表DFの将来を英メディアは疑問視

怪我に悩む冨安 photo/Getty Images

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現在も負傷中

アーセナルでプレイする日本代表DF冨安健洋(25)は度重なる怪我に悩んでいる。

現在も膝を負傷している冨安はプレミアリーグ開幕に間に合わない見込みであり、今シーズンのスタートが少し遅れることが心配されている。昨シーズンもレギュラーの座を掴みかけていたが、2度にわたって離脱した時期があった。

怪我さえなければ、ワールドクラスのディフェンダーであることは間違いなく、ミケル・アルテタ監督にとっても冨安の怪我は悩みの種の1つとなっている。そんななか、英『TBR Football』は冨安の将来について言及している。
同メディアは「2021年にアーセナルと契約した冨安健洋はアーセナルにおいてトーマス・パルティのような存在になりつつある。つまり、能力は高いが、怪我に悩まされている選手だ」と綴っており、稼働率の低さに言及。さらに同メディアはこのことが原因でアーセナルを今夏離れる可能性もあると伝えており、適切なオファーであればクラブは売却する可能性があると主張。

一方で冨安より売却を優先させるディフェンダーが3人いるとも報じている。その3人はキーラン・ティアニー、オレクサンドル・ジンチェンコ、ヤクブ・キヴィオルだという。冨安を今夏売却することは限りなく低いだろうが、度重なる負傷離脱が続くと、将来的に放出候補となることもあるかもしれない。

しかし、今夏にアーセナルがDFリッカルド・カラフィオーリを獲得したことで、同選手の活躍次第では冨安の出番が減る可能性がある。シーズンは長く、CLが新たなフォーマットに変わったことで今シーズンは試合数が増えるが、アルテタが起用しようとしたタイミングで怪我をしていては意味がない。そのため冨安はチャンスが再び訪れた際に出場できるコンディション作りを行うことが必要になるだろう。

アルテタからの信頼も厚く、間違いなくポテンシャルはワールドクラスな冨安は怪我さえなければ絶対的スタメンでもおかしくない。プレシーズンで怪我を負ってしまった冨安だが、今シーズンはこれ以上の怪我をすることなく、1年を通してコンスタントに出場できることを期待したい。

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