今夏の移籍市場でネトを獲得したチェルシーは同じくウインガーのマドゥエケの売却を検討か 6000万ポンド以上で放出容認と報道

チェルシー退団の可能性が浮上しているマドゥエケ photo/Getty images

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昨季後半からは主力として活躍

チェルシーは今夏も選手の出入りが活発に行われている。

今夏の移籍市場でウォルバーハンプトンからポルトガル代表MFペドロ・ネトの獲得に成功したチェルシーだが、その加入の影響により、主力選手が退団する可能性が出てきている。その内の1人が22歳のノニ・マドゥエケだ。

『The Athletic』のリアム・トゥーミー氏によると、チェルシーは今夏の移籍市場でマドゥエケの売却を検討しているという。適切なオファーがあれば放出を容認するようだ。
マドゥエケはクリスタル・パレスやトッテナム・ホットスパーで下部組織時代を過ごすと、2018年からはオランダのPSVの下部組織に移籍。その後、2020年8月にトップチーム昇格を果たすと、2023年の冬にはチェルシーへ完全移籍していた。加入後は出場機会が少なく、難しい時期が続いていたマドゥエケだが、昨季の中盤から終盤にかけては徐々にパフォーマンスが向上しており、特にリーグ終盤戦では右サイドの主力選手として8試合連続で先発出場。昨季は最終的に公式戦34試合の出場で8ゴール3アシストを記録するなど、クラブの6位フィニッシュに貢献していた。

そんなマドゥエケだが、同ポジションに同じくドリブラーのネトが加わったことで退団の可能性が浮上。同氏によると、売却といってもチェルシー側は好調のマドゥエケを簡単に手放す考えはなく、同クラブは2023年1月に2850万ポンドの移籍金を支払いPSVから獲得してきたマドゥエケは6000万ポンド以上のオファーがあった場合にのみ、放出を容認するとのこと。チェルシーは昨季マドゥエケが見せたパフォーマンスを高く評価しており、同選手の価値は現在約6000万ポンドにまで跳ね上がっていると考えているようだ。

昨季後半に見せた素晴らしい活躍もあり、今季は大きな期待を寄せられているマドゥエケ。ネトの加入が同選手の去就に影響することは間違いないだろうが、果たしてクラブを去ってしまうのだろうか。

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