「ソン・フンミン、ドクらと並ぶリーグ最高の左ウイングの1人」 昨季3ゴールに終わった三笘に待たれる完全復活

ブライトンでプレイする三笘 photo/Getty Images

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やはりブライトン攻撃陣の中心は三笘

昨季は怪我の影響で後半戦を棒に振る形となり、リーグ戦で3ゴールのみと少々悔しい結果に終わったブライトン所属の日本代表FW三笘薫。

今季からは指揮官も31歳と若いファビアン・ヒュルツェラーに交代し、また心機一転新たなスタートだ。今夏のブライトンはニューカッスルからFWヤンクバ・ミンテ(19)、ノアシェランからFWイブラヒム・オスマン(19)、アーセナルを離れたFWアマリオ・コジア・デュベリー(19)など若手のウイングを積極的に獲得しているが、やはりサイドから仕掛ける点において三笘が攻撃のキーマンとなるだろう。

『The Trivela Effect』も三笘については、「1対1の部分ではリーグ最高クラスのアタッカー。彼のドリブルを継続的に止められたDFはまだ見たことがない。ベストの状態ならば、ソン・フンミン、ルイス・ディアス、ジェレミー・ドクらと並ぶリーグ最高の左ウイングの1人」と三笘の能力を高く評価している。
数字的には2022-23シーズンにプレミアリーグで7ゴール5アシストの成績を残しており、ひとまずこの数字を超えることが1つの目標となるだろうか。

昨季までのロベルト・デ・ゼルビ体制では、ウイングの選手にはワイドな位置に張って幅を取ることが求められていた。ヒュルツェラーがこのあたりをどう変えてくるかも気になるところで、もっと中へ切れ込んでシュートへ持ち込む姿も見てみたい。ベストな状態の三笘を日本のサッカーファン全員が望んでおり、青年指揮官と新たなスタートを切る今季のブライトンも見逃せない。

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