アーセナルは今年こそプレミア制覇を成し遂げるのか 古巣の悲願を期待するセスクが王者マンCとの違いにも言及 「彼らは年々良くなっている」

今季が悲願の優勝を目指すアーセナル photo/Getty Images

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2季連続で2位

マンチェスター・ユナイテッド対フラムの試合で幕を開けたプレミアリーグ。今シーズンも多くのドラマが生まれることが予想されるが、今年こそ悲願のタイトル獲得に燃えるのがアーセナルだ。

アーセナルはここ2シーズン、マンチェスター・シティとの優勝争いに敗れ、悲願のリーグ制覇にあと一歩届かない状況が続いている。特に昨シーズンは最終節までもつれる大混戦をみせ、今年こそ4連覇中のシティの牙城をアーセナルが崩すのではないか、と期待している声も多い。元アーセナルで現在はセリエAのコモの指揮官であるセスク・ファブレガスもそのうちの1人だ。

「ミケルは貪欲な監督であり、とても賢く、知性があり、戦術的にも優れているので、私は彼が本当に好きだ。彼の周りには、非常に有能なスタッフが揃っている。シティとアーセナルの違いは、アーセナルは若いチームであり、ハングリー精神に溢れ、成長を続けているということだ。彼らは年々良くなっているのが分かる」
「マンチェスター・シティに関しては、トレブルを達成し、プレミアリーグで4連覇を成し遂げた彼らの成績を上回るのは非常に難しいと感じている。だから彼らは下り坂になっていくと思う。私は、彼らが落ちていくか、現状維持になるかしか考えられない。これがアーセナルが優勝を実現できる可能性があると感じさせている理由だ」

「正直に言うと、私は昨年も今言っていることと同じことを言っていた。しかし、私はアーセナルがどんどん成長しているのを目にしている。そして今年は彼らにとって良い年になるかもしれないと感じている」(『METRO』より)

アーセナルが今夏獲得した新戦力はDFリッカルド・カラフィオーリのみと比較的静かな夏を送っているが、昨シーズン躍動した主力は残っており、今シーズンも優勝候補と言える。アルテタ監督のもと、毎シーズン確かな成長を見せるアーセナルは今シーズンこそ、シティの牙城を崩すことはできるか。

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