新加入選手が躍動 ザークツィーとユナイテッドは相性がいい?

フラム戦でゴールを挙げたザークツィー photo/Getty Images

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ザークツィーのゴールが決勝点に

24-25シーズンのプレミアリーグオープニングゲームとなったマンチェスター・ユナイテッド対フラムの一戦は1-0で、ホームのユナイテッドが白星を挙げている。

ユナイテッドは新加入のヌサイル・マズラウィが先発。マタイス・デ・リフトとジョシュア・ザークツィーはベンチから出番を待った。

ルーク・ショーが負傷で開幕戦を欠場したこともあって本来は右サイドバックのディオゴ・ダロトが左に、マズラウィが右サイドバックを務めた。
ボール保持時のマズラウィは大外でボールを受け、右サイドのアタッカーであるアマド・トラオレが降りてくる場合は、ハーフスペースにポジションを移動させてビルドアップを活性化させていた。23分にはペナルティエリア手前の位置でライン間を取り、攻撃に厚みを持たせていた。

英『Manchester Evening News』の採点では「一晩中輝いていた。幸先のいいスタートが切れた」と、得点を挙げたザークツィーに次ぐ高い評価を得ている。

60分のタイミングで、アレハンドロ・ガルナチョとともにザークツィーが投入された。ザークツィーがCFに入り、偽9番のブルーノ・フェルナンデスが本来のポジションであるトップ下へとポジションを戻した。

ザークツィーは最前線でボールを待つタイプではなく、降りてビルドアップの出口になれるポストプレイ型のCF。得点シーンでは低い位置で受けたブルーノに代わってトップ下の位置でパスを捌き、そのままゴール前に飛び込み得点を挙げている。

ブルーノは様々なポジションに顔を出す選手で、トップ下のポジションを空けることが多く、そこでプレイできるザークツィーは今のユナイテッドと相性のいい選手といえる。サイドにはマーカス・ラッシュフォード、アマド、ガルナチョ、この試合では不在だったジェイドン・サンチョとスピードタイプのアタッカーが揃っており、彼らにザークツィーが決定的なパスを出す場面は容易に想像できる。

デ・リフトも終盤に投入され、新加入選手3人がデビューしたユナイテッド。次節はアウェイでのブライトン戦が予定されており、開幕2連勝を飾れるか。

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