8年間同じ朝食を食べるスターリング “ルーティン”の重要さを気づかせたのはペップとの出会い 「もし何かを望み、実行しているのならば……」

マンC時代のスターリングとペップ photo/Getty Images

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マンCで指導を受ける

現在チェルシーでプレイするラヒーム・スターリング(29)はペップ・グアルディオラとの出会いでルーティンの重要性に気づいたようだ。

2015年夏にリヴァプールからマンチェスター・シティに加入したスターリング。ペップはその約1年後にシティに監督としてやってきた。2022年にスターリングがチェルシーへの移籍を果たすまでの6年ほど、スターリングとペップは共に仕事をしている。

ルーティンに重きを置くようになったというが、スターリングは8年間、朝食はトーストに卵を乗せたものを食べており、これもペップとの出会いによる影響があるという。
「それはただ、寝て、食べて、フットボールにすべてを捧げるというメッセージ性があった。彼がどのような人物で、どれほど成功しているかを見れば分かるように、それがモットーだ。フットボールに限らず、人生のあらゆる面でそうだ。もし何かを望み、実行しているのならば、全力を尽くし、すべてのエネルギーと思考を注ぎ込む必要がある」(英『THE Sun』より)

スターリングはペップからただサッカーにすべてを注ぎ込むことに集中することが大事だということを学んだという。さらに同選手は「キャリアの後半で学んだことは、コントロールできないことに集中してはいけないということだ」とも語っており、自分でコントロールできること、やるべきことにフォーカスしているという。

スターリングはチェルシーに移籍後、22-23シーズンは公式戦38試合で9ゴール4アシスト、23-24シーズンは公式戦43試合で10ゴール8アシストと悪くない数字を残しているものの、シティ時代のインパクトを残せていない。

今夏には移籍の噂も浮上しているが、現状ではチェルシーに残る可能性が高い。攻撃陣には多くの新戦力も加わり、ポジション争いも熾烈となるが、スターリングは定位置を確保できるか。

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