ジョタ、サラーに並んでチーム最高評価 グラフェンベルフが6番として躍動。遠藤は出番なし

イプスウィッチ戦で高評価を得たグラフェンベルフ photo/Getty Images

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イプスウィッチに勝利したリヴァプール

遠藤航が所属するリヴァプールはプレミアリーグ第1節で昇格組のイプスウィッチと対戦。遠藤はベンチスタート、ダブルボランチはアレクシス・マカリスターとライアン・グラフェンベルフのコンビが起用された。

前半はイプスウィッチの強みが出る展開となった。昇格組は果敢に前線からハイプレスを仕掛け、リヴァプールのビルドアップを阻害していく。自陣に押し込まれても守護神クリスチャン・ウォルトンを中心に体を張った守備でゴールを割らせない。

しかし、ハイプレスの強度が落ち始めた後半はリヴァプールペースとなり、60分にディオゴ・ジョタが先制点をゲット。モハメド・サラーが追加点を挙げ、リヴァプールが白星スタートを切った。
英『Liverpool Echo』の試合後採点では得点を挙げたジョタとサラー、そして中盤で先発したグラフェンベルフが最高点を獲得している。

「ボール保持でいいプレイを見せ、ハイプレスにうまく対応した。中盤のより深い位置でのプレイは実に頼もしいが、タックルするベストなタイミングはこれから学ぶ必要がある」

同紙はグラフェンベルフの6番でのパフォーマンスを高く評価している。開幕戦で起用したこともあって、アルネ・スロット監督もオランダ代表MFの実力を認めているのだろう。

出番のなかった遠藤だが、彼にはボールを刈り取る守備力があり、それはグラフェンベルフとの差別化点となる。イプスウィッチ戦はボール保持の時間が長くなることが予想でき、そこでグラフェンベルフが選ばれたのだろう。3節マンチェスター・ユナイテッド戦では、中盤の強度が重要なゲームであり、そこで遠藤が起用されるのか注目したい。


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