クロップが再びドルトムントを指揮 ピシュチェクとブワシュチコフスキのアイデアが実現か

ドルトムントを指揮したクロップ氏 photo/Getty Images

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思ったより早い帰還に?

昨季を最後にリヴァプールの指揮官を退いたユルゲン・クロップ氏。CLやEURO2024の決勝、はたまたテイラー・スウィフトのライブまでさまざまな場所に顔を出し、悠々自適の生活を送っているように見えるクロップ氏だが、思ったより早く監督としての姿が見られそうだ。

ボルシア・ドルトムント時代に同監督と共闘したDFウカシュ・ピシュチェクとMFヤクブ・ブワシュチコフスキの引退試合で、クロップ氏が指揮をとることになるようだ。ドルトムントの公式Instagramで、ピシュチェク、ブワシュチコフスキ、そしてクロップがそのアイデアについて話し合う様子が公開された。

動画ではオンライン通話でつながった様子が映し出され、ピシュチェクがブワシュチコフスキに向かって「俺たちには引退試合があるんだ。知ってるか? 俺たちには監督が必要だ。いい考えがある。引退した監督を呼ぼう!」と語ると、サングラスと白いTシャツを着たクロップ氏が登場する。クロップ氏は「ついに引退試合があるそうじゃないか。なんてことだ。そして試合前にトレーニングをしたいだなんて、バカなのか?」と笑いながら話している。
クロップ氏は続けて「(相手が誰でも)全然気にしないよ。昔と同じように、5分前から考え始めるんだ」「試合のチケットは売り切れているのか? どうせ誰も行かないからチケットを買うよ」と冗談を飛ばしている。

終始リラックスした様子の三者。クロップ氏はしばらくの間監督業からは離れると語っていたが、こういった帰還はサッカーファンも大歓迎だろう。試合は9月7日に行われるという。




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