アーセナルのエースは開幕からキレキレ! 指揮官アルテタは”止められない”サカのシュートをメッシに例える

開幕戦から絶好調のサカ photo/Getty Images

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1ゴール1アシストを記録

今シーズンこそ悲願のプレミアリーグ制覇を狙うアーセナル。開幕戦はウルブズと対戦したが、2ゴールを挙げ、危なげなく勝利した。

白星スタートを飾ったアーセナルだが、今シーズンも活躍を期待させるパフォーマンスを見せたのがイングランド代表FWブカヨ・サカだ。サカはプレミアリーグ38試合で11ゴール7アシストを記録した21-22シーズンを皮切りに、22-23シーズンは38試合で14ゴール11アシスト、23-24シーズンは35試合で16ゴール9アシストとリーグ戦では常に安定した素晴らしい成績を残しており、アーセナルの絶対的エースとなっている。

近年はサカへのマークは厳しくなる一方だが、変わらず結果を残しており22歳にして世界最高のウイングの1人と言える。そんなサカは今シーズンの開幕戦でも早速存在感を発揮。25分にカイ・ハフェルツのゴールをアシストすると、74分には得意のカットインから左足一閃。ニアへ放った強烈なシュートはポルトガル代表GKジョゼ・サーでも止めることができなかった。
マークされ、警戒されているパターンではあるものの、それをものともせずに決めたサカのこのゴールを指揮官のミケル・アルテタはリオネル・メッシを例に出して称賛した。

「良い選手とはそういうものだ。メッシなら、ここに来てボールをあそこに蹴り込むだろうと分かっている。しかし、彼はいつもそれをやる。彼を止めることはできない。それが選手のクオリティだ」(英『Sky Sports』より)

メッシ、さらにはアリエン・ロッベンなどわかっていても止められないパターンを持つスーパースターは過去にもいたが、サカも同じような領域に踏み入れようとしていることは間違いない。

カットインからニアにもファーにも蹴り分けられるサカは、中に行くと見せかけて縦への突破もできたりと、バリエーションが豊富。アーセナルの右サイドはチーム最大の武器となっている。

今シーズンもサカには激しいマークが予想されるが、開幕戦からキレキレな姿を披露したエースは今シーズンもやってくれそうだ。怪我することなく、1シーズン躍動することを期待したい。


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