開幕戦から早速存在感を示す アストン・ヴィラの新たな心臓・オナナがチームを牽引

開幕戦でゴールを決めたオナナ photo/Getty Images

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1ゴールをマーク

昨シーズン、快進撃を見せたアストン・ヴィラは4位でフィニッシュしCL出場権を獲得した。今シーズンはCLも控えているため、積極的な補強を見せている。

エヴァートンからベルギー代表MFアマドゥ・オナナ、チェルシーからDFイアン・マートセンなど今季楽しみな新戦力を獲得したヴィラだが、開幕戦で早速存在感を見せつけたのがオナナだ。

この試合スタメン出場を果たしたオナナは開始早々の4分にユーリ・ティーレマンスのCKを豪快なヘディングで叩き込み、チームに先制点をもたらした。『FootballTransfers』はこの試合のオナナのスタッツを紹介しているが圧巻だ。
タッチ数自体は48回と多くないが、パス成功率は98%を記録。これはスタメン出場を果たした選手の中で最高の数字だったという。さらに15回のうち9回のデュエルに勝利、タックルも2回中1回成功、そして2つのインターセプトを記録。またこの試合最多となる6回のボール奪取も記録したようだ。

オナナが先制点を決めた後、PKをウェストハムに決められ、同点に追いつかれるも、79分にウェストハムへの移籍も噂されたジョン・デュランが値千金の決勝ゴールを決め、ヴィラは2-1で開幕戦勝利を飾った。

攻守に渡って存在感を残したオナナは試合後、英『Sky Sports』にて、「ファンは素晴らしかった。私は長い歴史を持つ伝統的なクラブでプレーするのが好きだ。とても楽しかったし、素晴らしい瞬間だった」とヴィラでのプレミアデビューを振り返った。

ヴィラは昨シーズン、公式戦53試合に出場し、10ゴール10アシストを記録したチームの心臓ドウグラス・ルイスが移籍を果たしたため、代役として獲得したオナナにかかかる期待は大きい。

新天地での新たな旅を最高の形でスタートさせたオナナはヴィラの新たな心臓となることができるのか。


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