終盤の勝負強さ発揮でDFBスーパーカップ優勝のレヴァークーゼン MFジャカ「メンタリティはなくなっていない」

DFBスーパーカップで優勝したレヴァークーゼン photo/Getty Images

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数的不利の劣勢から勝利

17日(現地時間)、レヴァークーゼンはDFBスーパーカップでPK戦の末にシュツットガルトを下し、初優勝を飾った。

昨シーズン無敗でブンデスリーガとDFBポカールを制したレヴァークーゼンとブンデスリーガ2位のシュツットガルトとの対戦となったこの試合は、1-1のタイスコアで迎えた37分にレヴァークーゼンのMFマルタン・テリエが相手選手への危険なタックルで一発退場に。その後は一人多い状況となったシュツットガルトが攻勢を強める展開となって、63分にDFフランス・クレツィヒの左からの折り返しをFWデニス・ウンダブが右足で合わせてシュツットガルトが逆転に成功する。

しかし、レヴァークーゼンもMFフロリアン・ヴィルツやMFジェレミー・フリンポンら昨季の主力選手を次々に投入して反撃に転じると、88分にMFアレハンドロ・グリマルドのパスに反応して相手の背後に抜け出したFWパトリック・シックがゴールを決めて土壇場で2-2の同点に追いつき、試合は規定により延長戦を行わずにPK戦へ突入。PK戦ではレヴァークーゼンのキッカー全員が成功したのに対してシュツットガルトは3人目のDFクレツィヒと5人目のサイラス・カトンパ・ムブンパが失敗し、4-3でレヴァークーゼンが勝利した。
試合後、レヴァークーゼンのMGグラニト・ジャカはイギリスメディア『SKY』のインタビューに応じ、試合について以下のように振り返っている。

「僕らのメンタリティがなくなっていないことを嬉しく思う。僕らは最後まで自分達のことを信じていたし、僕らにはどんな相手も倒せるだけのクオリティがあることも知っていた。レッドカードが出た直後から、このチームがどれほど団結しているか、どういうメンタリティを持っているか、どれだけ勝利に飢えているか周りの人達にも分かったと思う」

昨季も試合終了間際のゴールで数々のドラマを生み出し、ドイツ国内では無敗を誇ったレヴァークーゼンだが、その驚異的な勝負強さは今季も健在のようだ。

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