今年のG大阪は“アウェイ”に強い? 現在クラブ史上初の8試合連続無敗を記録中

今季は上位争いを繰り広げるガンバ photo/Getty Images

神戸戦は劇的同点ゴール

現在2024明治安田J1リーグ27試合を終えて、4位に位置しているG大阪。首位町田との勝ち点差は6となっているが、2位広島とは2、3位鹿島とは1と混戦の上位争いを戦っている。

昨シーズンとは一転、激しい優勝争いを戦っているガンバ。今シーズンのガンバの強さには中谷やウェルトンなどの新戦力の躍動や守備の安定、エース宇佐美の好調など様々な要因があるが、データサイト『Opta』はあるデータを紹介している。

それがアウェイでの強さだ。現在ガンバ大阪はリーグ戦のアウェイでの試合で8戦負けなしでこの間4勝4分という結果を残している。これは同メディアによると、クラブ史上初となる記録だという。最後にアウェイで負けたのは5月3日の第11節福岡戦まで遡ることとなる。昨シーズンのアウェイでの戦績が3勝3分11敗だったことを考えても、今季はアウェイで3回しか負けていない点はポジティブだ。

ホームとアウェイでそれぞれ1試合ずつを戦うリーグ戦において、アウェイでの強さは優勝を目指す上で欠かせない。ホームに比べて勝つのが難しいと言われるのがアウェイ。そこで勝てればもちろんベストではあるが、負けないということも重要だ。勝ち点1であっても獲得することが特にアウェイでは大事であり、27節の神戸戦でも今季のガンバを象徴する試合が見られたと言える。

前半ATに神戸に先制ゴールを奪われたが、56分にエース宇佐美が同点ゴールを挙げた。しかし、84分に再びリードを許してしまい、このまま1-2で敗戦が濃厚かと思われた90+5分。坂本のシュートが中谷に当たりガンバは劇的ゴールで勝ち点1を手にしたのだ。

貴重な勝ち点1を手にしたガンバ。アウェイでも負けない強さを今年は見せつけているが、王座奪還を達成することができるか、注目だ。


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