マフレズの後を継いだ「26番」が早速存在感! サヴィーニョがプレミアデビューで魅せた45分間

マンCの新戦力サヴィーニョ photo/Getty Images

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今後に期待できるパフォーマンス

開幕戦でチェルシーを相手に2-0の勝利を飾ったマンチェスター・シティ。5連覇に挑むシティは心臓ロドリが不在の中、貴重な勝ち点3を獲得した。

そんなこの試合で好パフォーマンスを見せた1人が新加入のサヴィーニョだ。好調だったオスカー・ボブが怪我したことで、早速開幕戦からスタメンに名を連ねたサヴィーニョ。怪我により前半45分のみの出場となったが、インパクトを残したと言っていいだろう。

最初左サイドにポジションを取っていたサヴィーニョだったが、右サイドのジェレミー・ドクがチェルシーの左SBマルク・ククレジャとのマッチアップに苦しんだこともあり、早々にサイドを入れ替える。右サイドでプレイする時間が長かったサヴィーニョだが、ドクが苦戦したククレジャを得意のドリブルで翻弄した。『SofaScore』のデータによると、サヴィーニョはこの試合3回のドリブルをすべて成功させている。さらにキーパスもベルナルド・シウバと並び両チーム最多の3本を記録しており、短い時間の中でも記憶に残るプレイを見せた。
英『Daily Mail』はサヴィーニョのパフォーマンスは期待感が持てるものだったと綴っており、サヴィーニョが現在背負う26番をかつて着けていたリヤド・マフレズと姿を重ねた。

「スペースに入り込むときに相手を引き連れる様子、シャツを引き継いだ選手を彷彿とさせる緻密なコントロール、ジェレミー・ドクとサイドを入れ替えるときに適切なエリアにパスを出すなど重要性を示した。いくつかのミスはあったが、それらは許される。あまりにも早く終わってしまったのは残念だ」

サヴィーニョの怪我についてペップ・グアルディオラは「膝に少し痛みがある」と語っていたが、トレーニングや準備不足によるもので重症ではない模様。「うまくいけば来週の土曜日には準備が整うだろう」とも話している。

マフレズがチームを去って以降、ベルナルド・シウバやフィル・フォーデンがそのポジションを務めてきたが、両者共に本職ではない。今シーズンは本職の右ウイングがいるシーズンとなるが、新加入のサヴィーニョはチームに新たな風を吹き込めるか。ボブの離脱期間中はサヴィーニョにかかる期待も大きいが、開幕戦のパフォーマンスは上々の出来だったと言えるだろう。


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