ロドリ不在時はコバチッチでOK アルバレスマネーはFWに充てるべき?

チェルシー戦で大活躍したコバチッチ photo/Getty Images

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見事な活躍でチームを勝利に導いた

マンチェスター・シティはシーズン開幕前からチームの中心人物であるロドリの代役確保の必要性が指摘されていたが、この夏でアンカーを獲得することはないのかもしれない。

プレミアリーグ第1節チェルシー戦では、マテオ・コバチッチがアンカーとして素晴らしいパフォーマンスを披露し、BIG6相手でもロドリの代役をこなせることを証明した。

ロドリは怪我の少ない選手で基本的にはシーズンフル稼働が見込めるため、アンカーが本職の選手を獲得してもロドリの牙城を崩せず、それがパフォーマンスの低下に繋がってしまう可能性もある。
ベストなのはイルカイ・ギュンドアンやコバチッチのように他のポジションでプレイしながら、ロドリ不在時にはアンカーでも起用できるタイプだ。

チェルシー戦ではアンカーで素晴らしいパフォーマンスを披露し、ゴールも決めたコバチッチは英『Manchester Evening News』の採点で最高評価を得ている。試合を決めた得点はもちろんのこと、ボールを刈り取る守備でも貢献しており、見事に適応してみせた。

シティはフリアン・アルバレスを放出したこともあって手元には多くの資金があり、この夏に2選手の獲得に動くとされている。

以前までは守備的MFも補強候補だったが、クロアチア代表MFの活躍でその必要がなくなり、アルバレスの後任、オスカー・ボブの負傷で枠が空いたサイドアタッカー、噂されているエレベチ・エゼのようなタレントの確保に集中できる。移籍市場の閉幕まで2週間弱あり、シティが誰を獲得するのか注目したい。

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