アーセナルで不遇のイングランド代表GKラムズデールに退団の可能性再浮上 ウルブスが買取義務付きのレンタル移籍で獲得か

アーセナルではバックアッパーとしてベンチを温めるイングランド代表GKラムズデール photo/Getty images

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今夏の移籍市場では度々退団の噂も

アーセナルに所属するイングランド代表GKは今夏の移籍市場で出場機会を求めてクラブを去る可能性がある。

『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン氏によると、ウルヴァーハンプトンは今夏、アーセナル所属の26歳イングランド代表GKアーロン・ラムズデールの獲得を検討しているという。ウルブス側の財政的な問題で移籍実現は容易ではないとされているが、交渉は確かに行われているようだ。

現在26歳のラムズデールはシェフィールド・ユナイテッドのU-18出身の選手。これまでにボーンマスやシェフィールド・ユナイテッド、チェスターフィールド、AFCウィンブルドンといった英国クラブを渡り歩いて来た同選手は2021年夏にアーセナルへ完全移籍。22-23シーズンは現在フラムに所属するドイツ代表GKベルント・レノとの定位置争いに勝ち、守護神としてチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献。しかし翌年の23-24シーズン、ブレントフォードからレンタル移籍でスペイン代表GKダビド・ラジャが加入すると、正GKの座を奪われ、同シーズンはプレミアリーグの出場が僅か6試合にとどまることに。今季もその立ち位置は変わらず、バックアッパーとしてベンチを温める形となっていた。
そんなラムズデールの獲得を狙うのがウルブス。同氏によると、ウルブスは買取義務付きのレンタル移籍、そしてラムズデールの給与の大半を担うことを条件に現在アーセナルと交渉を進めているとのこと。既にクラブ間での交渉は進展しており、移籍実現の可能性は十分にあるようだ。

イングランド代表としてEURO2024にも選出されるなど実力は申し分ないラムズデール。他クラブでは間違いなく絶対的な守護神を任されるであろう同選手だが、今夏の移籍市場で出場機会を求めてクラブを去る決断を下すのだろうか。今後の動向から目が離せない。

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