昇格組のイプスウィッチ、チェルシーからFWブロヤを買取義務付きのレンタル移籍で獲得へ 

イプスウィッチへのレンタル移籍が決定的となったブロヤ photo/Getty images

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近年は怪我の影響でパフォーマンスが上がらず

チェルシーの生え抜きFWは今夏の移籍市場で一時クラブを離れるようだ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーに所属するアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤは今夏、イプスウィッチ・タウンへレンタル移籍するという。残すはメディカルチェックのみとなっており、正式発表を待つのみとなっているようだ。

チェルシーの下部組織出身であるブロヤは、フィテッセやサウサンプトンで武者修行を行い、2022年7月にチェルシーに復帰。しかし、2022年12月に右膝前十字靭帯断裂の重傷を負ってしまうと、その後はその影響もあってか思うようなパフォーマンスを発揮できず、昨冬からは、フラムにレンタル移籍をしていた。しかしフラムでも、出場8試合で0ゴール1アシストと乏しい結果に終わり、今夏チェルシーに復帰していた。
そんなブロヤだが、昇格組イプスウィッチへのレンタル移籍が決定的に。同氏によると、イプスウィッチが降格を免れた場合は3000万ポンドの強制買取オプション発動するという条件付きの買取義務が付随するレンタル移籍で合意に至ったとのこと。また同選手の給与はシーズン終了となる来年6月までチェルシーが支払う契約となったようだ。

チェルシーの生え抜きで恵まれた体格と爆発的なスピードが武器のブロヤだか、近年は怪我の影響もあり、出番を減らすことに。一時期はチェルシーのエース候補としても期待されていた同選手にとって、今季22年ぶりにプレミアリーグ復帰を果たしたイプスウィッチでの活躍が今後のキャリアの分岐点となるだろう。

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