チェルシーには191年相当の契約選手がいることが判明 エヴァートンとは144年差

オーナーのボーリー氏 photo/Getty Images

ボーリー政権の色

チェルシーに在籍している選手の残りの契約年数を合計すると、191年相当となることが判明したようだ。『transfermarkt』の集計を『sky sports』が伝えている。

この数字を、他のビッグ6のチームと比較すると、長い順からトッテナム・ホットスパーが97年相当、マンチェスター・ユナイテッドが82年相当、マンチェスター・シティは71年相当、リヴァプールが64年相当で、アーセナルがもっとも短く62年相当となった。また、残りの年数がもっとも短いのがエヴァートンで、47年相当になっている。

このような結果になったのは、チェルシーのオーナーであるトッド・ボーリー氏が、8年契約などの超長期契約を成立させていることが背景にあるようだ。選手の移籍金を契約年内で分割計上することで、1年あたりの支払額を抑えることができる利点がある。

また、現政権のチェルシーは、プレミアリーグの基準からすると、比較的に低賃金の選手と長期契約を結ぶ方針を追求してきたという。過去2年間にチェルシーが獲得した選手の平均基本給は、プレミアリーグ平均の週給7万2000ポンドを下回るとみられている。平均基本給が週6万ポンドから7万ポンドの長期契約を結んでいる選手を、負債ではなく資産とみているようだ。

この方針が吉と出るか凶と出るのかは、まだしばらく先の話になりそうだが、見返りを得られるのかどうかにも注目して、新シーズンのチェルシーに期待したい。

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