アル・ヒラルがウォーカーの引き抜きに動く シティは右SBの世代交代を進める時が来た

34歳となったウォーカー photo/Getty Images

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シティに欠かせない選手の1人だ

去年に比べ、今年は静かな夏を過ごしているサウジ・プロリーグだが、昨季のリーグ王者であるアル・ヒラルがマンチェスター・シティのサイドバックに関心を示しているようだ。

英『TheGuardian』によると、ターゲットはジョアン・カンセロとカイル・ウォーカーの2人。レヴァークーゼンのジェレミー・フリンポンも候補に入っているようで、右サイドバックの強化を目指している。

可能性があるとすれば、カンセロだろう。現時点ではシティ所属だが、プレシーズンからのここまでで一度も起用されておらず、戦力外の扱いを受けている。昨季ローンで移籍したバルセロナへ再加入という話も出ているが、そこからの続報はない。
ウォーカーはサウジ行きに興味はないようだが、昨夏にはバイエルン行きの話があり、契約も2026年まで。衰えは見られないが34歳の年齢を考えれば、シティでの今後は長くないと予想できる。

後任はリコ・ルイスだが、ウォーカーのようなアスリートタイプではなく、IQの高さで評価されている選手であり、スピードのあるサイドバックは今後必須になるだろう。

同じくアル・ヒラルから関心を寄せられているフリンポンはシティアカデミー出身で、23-24シーズン終了後にはシティ復帰の話が出ていたが、移籍市場終盤の現時点では残留が濃厚とされている。スピードのあるサイドバックで、獲得できればウォーカーの後釜として最適な選手と言えるだろう。

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