ドイツの守護神ノイアーが代表活動続行の意向 2年後のワールドカップめざすことに

ドイツ代表のマヌエル・ノイアー photo/Getty Images

38歳のベテラン守護神

EURO2024準々決勝でスペインに1-2で敗れた後、ドイツ代表代表ではベテランが相次いでチームを離れる決心をした。

同大会をもって現役を引退すると表明していた元レアル・マドリードのトニ・クロース氏、そして2014年のワールドカップブラジル大会で主力として優勝に貢献したトーマス・ミュラーも大会終了後に代表チームからの引退を宣言。さらに、今月19日には主将で現在33歳のイルカイ・ギュンドアンもSNS上で今後の代表活動には加わらないことを表明した。

こうした中、ドイツ代表で長年にわたって正ゴールキーパーとして活躍してきたマヌエル・ノイアーの決断に注目が集まっていた。同選手は今後の代表活動については時間かけてじっくりと考えたいと現地メディアに対して発言し、進退を明言していなかった。

しかし、ドイツ紙『Bild』が20日に報じたところによると、既にノイアーはこのまま代表活動を続行する決心を固め、2026年にアメリカ、カナダ、メキシコの北米3カ国の共催で行われるワールドカップへの出場を新たな目標に掲げているという。ただしドイツは9月7日にハンガリー、10月9日にオランダとそれぞれUEFAネーションズリーグで対戦することになっているが、その2試合への参加は辞退し、年末から再び代表活動に加わる意向であるとも同紙は伝えている。

仮にノイアーの目標が実現した場合、同選手は40歳で次のワールドカップへ臨むことになる。もっとも、選手自身が代表に残る意思を表明しても実際に招集するかどうかを決めるのは監督の仕事であり、ユリアン・ナーゲルスマン監督がノイアーについて今後どのような決断を下すのかが次の注目点となりそうだ。

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