グティがレアル・マドリードの開幕戦の引き分けに提言 「ペップのバルサやシティをよく見るべき」

期待のムバッペもノーゴールに終わった photo/Getty Images

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開幕戦で痛恨の引き分け

レアル・マドリードのレジェンドのグティ氏が、ラ・リーガ開幕戦のマジョルカ戦の引き分けについて言及した。

レアル・マドリードはラ・リーガ第1節にてマジョルカと対戦。前半13分にFWロドリゴのゴールで先制するも、53分にマジョルカのコーナーキックからMFダニ・ロドリゲスのクロスにFWムリキが頭で合わせてマジョルカが追いつく。その後レアル・マドリードは猛攻撃でゴールをこじ開けようとするが、なかなか得点は生まれず試合はそのまま終了。開幕戦を1−1で引き分けた。

この試合では守備のバランスが取れていなかったと試合後の会見でアンチェロッティ監督が不満を漏らす中、グティ氏は『MUNDODEPORTIVO』にてアンチェロッティへ提言。「アンチェロッティがマドリードのチームには献身性と集中力が欠けていると言ったがそれは正しいと思う。チームがボールを失い守備に回る時、ペップグアルディオラのバルセロナやマンチェスター・シティがやっていたことを見る必要がある。ボールを失ったら、中盤で奪い返さなければならない。そうでなければ、戻るのは難しいからね」と指摘した。
加えてグティ氏は、前線のキリアン・ムバッぺ、ヴィニシウス、ロドリゴ、ジュード・ベリンガムの4人が守備に戻らなかったことについて「レアル・マドリードが戦術的に前と後ろで2つに分断されないためには、全員が攻撃と守備に参加することがカギとなる。もし後ろ向きに走らなければならないのであれば、前線の4人はボールから遠くなるだろう」と指摘。[4-3-3]のフォーメーションでうまく機能しなったと主張し、両ウイングを閉じてブロックを締めた[4-5-1]のフォーメーションを提案した。

今季はムバッペが加入し、より攻撃的なサッカーを見せるレアル・マドリードだが、守備時の改善点は今一度見直す必要があるようだ。


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