アカンジ、コバチッチの移籍金から読むシティの中堅選手への評価 セルティックは古橋の移籍金を47億円に設定

シティ行きの可能性が浮上した古橋 photo/Getty Images

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古橋にシティ移籍の可能性が浮上した

マンチェスター・シティがセルティックFW古橋亨梧の獲得に関心があると、移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏や英『The Athletic』が報じている。

古橋本人はシティ移籍に前向きなようで、個人合意は問題なく、焦点になるのはセルティックが要求する移籍金となるだろう。

セルティックとの契約は2027年まで残っており、チームの中心人物であることを考えると、ある程度の移籍金は必要になる。
スコットランドメディア『The Scotsman』によると、セルティックはシティに2500万ポンド、日本円にして約47億円の移籍金を要求すると見られている。

近年シティは古橋のような20代後半の選手を獲得しており、それが当時27歳のマヌエル・アカンジと当時29歳のマテオ・コバチッチの2人。シティはスイス代表DFに1500万ポンド、クロアチア代表MFに2500万ポンドの移籍金を支払っている。

アカンジとコバチッチはバックアッパーとして獲得されており、ここからシティの中堅選手への設定額が見えてくる。

これらを加味して考えると、5大リーグ未経験の古橋にコバチッチと同等の額を支払うのはあまり考えられないが、当時のコバチッチはチェルシーとの契約が残り1年だったのに対し、古橋は昨夏に新契約を結んだばかり。この辺りを考慮すれば少し割高ではあるが、シティの適正額を大きく超えることはないだろう。ただ、セルティックがこれ以上を要求すれば、シティが交渉から去る可能性は十分に考えられる。

名前は明かされていないがシティは古橋の他にもう1人、アルバレスの後任として関心を示しているストライカーがおり、古橋との交渉が決裂すれば、そちらに関心が向くことになるだろう。

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