起用に関する不満は許さない!? マンU指揮官テン・ハーグが選手らに要求 「選手たちの姿勢がとても重要だ。時には失望するかもしれないが……」

マンUの指揮官テン・ハーグ photo/Getty Images

新戦力も今夏は増えた

マンチェスター・ユナイテッドの指揮官エリック・テン・ハーグ監督は選手たちにたとえスタメンに選ばれない時があっても正しい態度をとるように要求した。

昨シーズン、テン・ハーグ監督とジェイドン・サンチョは起用を巡って衝突を起こしたが、新戦力も増えた今シーズン、同じようなことが起こらないように勤めているのかもしれない。両者の問題は現在解決されたが、サンチョには今夏の移籍の可能性もまだ残されている。開幕戦ベンチ外だった理由については、「耳の感染症」にかかり、ベストコンディションではなかったためだと指揮官は説明した。

そんななか、第2節のブライトン戦でサンチョが復帰するかどうかを聞かれたテン・ハーグ監督は「どうなるかはこれからだ」と語り、明言は避けたものの、選手たちには指揮官の決定を受け入れる姿勢を要求した。

「我々はチームを持っている。そして、9月1日以降にシーズンに入るときには、それぞれのポジションに2人いるチームを編成したいと思っている。つまり、すべての選手を選ぶことはできないが、シーズンを通して彼ら全員が必要になるということだ。我々はそれを管理しなければならない」

「選手たちの姿勢がとても重要だ。時には失望することもあるだろうが、それに対処しなければならない。チームとして勝利するんだ。トロフィーは来年の5月に決まるが、それまではチーム全員が高いモチベーションを維持する必要がある。これは期待ではなく、チームへの要求だ」(英『Daily Mail』より)

例え、スタメンに選ばれなかったり、メンバー外になった試合があったとしても不満を持つことなく、正しい姿勢をとることを指揮官は選手たちに要求した。

今夏ユナイテッドは積極的な補強で新戦力も獲得しており、昨シーズンまで出番がもらえていた選手の出場時間が減ったり、起用法が変わることもあるだろう。それでも指揮官がいうように長いシーズンを戦い、勝ち抜くにはチーム全体の力が必要だ。

選手たちに高いモチベーションを維持してもらうことはもちろん、テン・ハーグ監督の選手マネジメントも今シーズンのユナイテッドにとっては重要になるだろう。


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