クリスタル・パレスがチェルシーFWスターリングのレンタル移籍に興味 マレスカ監督の下では構想外

クリスタル・パレス行きが噂されるスターリング photo/Getty images

破格の週給が懸念点か

チェルシーは今夏の移籍市場で多くの選手を売却するだろう。

『The Standard』によると、クリスタル・パレスは今夏、チェルシーに所属するFWラヒーム・スターリングのレンタル移籍に興味を示しているという。同選手はエンツォ・マレスカ監督率いる新生チェルシーでは構想外と告げられ、売却が急がれているようだ。

リヴァプールの下部組織出身であるスターリングは現在29歳。2012年7月にリヴァプールのトップチームに昇格した同選手は2015年7月にマンチェスター・シティへ移籍すると、2022年夏には4500万ポンドの移籍金でチェルシーに加入。チェルシーではここまで通算81試合出場で19ゴール12アシストを記録するなど、活躍していた。

そんなスターリングだが、マレスカ新監督の下では構想外に。同選手は今季も引き続きチェルシーでプレイすると思われていた中、ウルヴァーハンプトンからポルトガル代表FWペドロ・ネト、アトレティコ・マドリードから同じくポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが加入したことで状況は一変し、マレスカ監督から出場機会が激減することを通告されていた。

現在は新天地探しに尽力するスターリングはイングランド代表復帰を目指しているため、プレミアリーグ残留を希望。そんな同選手に接触したのがクリスタル・パレス。同メディアによると、クリスタル・パレスは同選手の獲得を熱望しており、レンタル移籍での獲得を目指して現在交渉中とのこと。しかしスターリングの現在の給与は週給35万ポンドと破格となっているため、その点が移籍実現の大きな障壁となると指摘されている。

チェルシーとの契約は2027年6月30日までとなっているスターリング。実績十分の同選手だが、今夏でのステップダウンは免れないだろう。

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