サウジアラビアはサラー獲得を諦めていない? 契約満了を迎える来夏での移籍に向けてすでに準備中か

開幕戦で圧巻の活躍を見せたサラー photo/Getty Images

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最大のターゲット

リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーへのサウジアラビアからの関心は続いているようだ。英『TEAMTALK』が報じている。

昨夏にはサウジアラビアのアル・イテハドから1億5000万ポンドという巨額のオファーを受けたサラーだったが、リヴァプールはこれを拒否した。契約が残り1年となった今夏にもサラーの去就は注目されたが、開幕戦で1ゴール1アシストの活躍を見せるなど、アルネ・スロット率いる新生リヴァプールでも圧巻の存在感を見せた。

今夏の移籍の可能性は限りなく低いが、同メディアによると、サウジアラビアの公共投資基金(PIF)は今もサラーを監視しており、現行契約では契約満了となる来夏の獲得に向けて戦略を立て始めているという。
今夏リヴァプールを離れることが厳しいことはPIFも理解しているようで、来年の1月から2月にかけて、サラーと契約前の合意に達することを現在は目指している模様。来夏の獲得を確実にするために、冬までに合意に持っていきたいと考えているようだ。

PIFは1年間の延長オプション付きの2年契約を準備しており、サラーはアル・ヒラルのネイマールが稼いでいる額と同額の給与を受け取る予定だと同メディアは主張している。またサラーを最大のターゲットとして、準備中のオファーも正式に出すという。

リヴァプールとサラーが契約延長を結ぶ可能性も今後あるが、PIFは来夏の獲得に向けてすでに全力で取り組んでいるようだ。最近は移籍市場が開く度にサウジアラビアとの関係が噂されるサラーだが、今シーズンがリヴァプール最後の1年となってしまう可能性もありそうだ。


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