EL王者アタランタはチェルシーで構想外のチャロバー獲得を検討か 高額な移籍金と給与がネックと報道

アタランタが獲得狙うチャロバー photo/Getty images

チェルシーでは背番号を剥奪されるなど構想外に

昨季、ヨーロッパリーグを制覇したアタランタは今季に向けて積極的な補強に動いている。

『Sky Sport』のジャンルカ・ディ・マルツォ氏によると、アタランタは今夏、チェルシーに所属するトレヴォ・チャロバーの獲得に動くという。同選手は現在チェルシーでは背番号を剥奪されるなど完全な構想外となっており、去就が注目されていた。

現在24歳のチャロバーは8歳からチェルシーに在籍するクラブの生え抜きDF。イプスウィッチ・タウンやハダースフィールド・タウン、ロリアンへのレンタル移籍を経て2021年にトップチームに昇格を果たした同選手は、これまでチェルシーでは公式戦通算80試合に出場し、5ゴールを記録。昨季も前半戦こそ怪我で出場が叶わなかったが、復帰した後半戦は公式戦17試合に出場し、リーグ戦でも13試合のうち10試合にスタメン出場するなど、クラブの終盤の追い上げに貢献していた。

そんなチャロバーだが、24-25シーズンも長年在籍していたチェルシーで引き続きプレイすると見られていたが構想外に。同氏によると、チャロバーにはアタランタが接触しており、既に交渉を進めているとのこと。ただチェルシー側も売却に前向きだが、チャロバーがチェルシーで受け取っている給与が高いことや獲得には高額な移籍金がかかることから交渉成立は現段階では難しいという。

背番号剥奪などチェルシーから事実上の構想外扱いを受けているチャロバー。本人は今も尚、8歳から在籍するチェルシー残留を希望しているようだが、果たしてアタランタ加入は実現するのだろうか。

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